英検2級は「高校卒業程度の英語力」といわれますが、実際どのくらいのレベルなのでしょうか?
私は高校1年生のときに英検2級に合格することができました。きっかけは、英語の資格が大学入試や推薦に役立つと知ったことです。
この記事では、当時の勉強法や実際に使った教材、そして合格までに感じたことをもとに、英検2級のレベルや効果的な学習法を解説します。
これから英検2級を目指す人にとって、少しでも参考になるように、実体験を交えて分かりやすくまとめました。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
英検2級のレベルとは?
高校卒業程度の英語力が目安
英検2級は「高校卒業程度の英語力」が求められると言われています。
高校で学ぶ文法(仮定法・関係代名詞・分詞構文など)が理解でき、長文読解でもある程度スピードを意識して読む力が必要です。
リスニングでは会話の流れを追うだけでなく、細かなニュアンスまで聞き取る力も問われます。
大学入試・就職でも評価される
多くの大学入試では、英検2級を取得していると出願資格・加点・英語試験免除などの優遇が受けられます。
実際に学校推薦の要件として英検2級以上を定めている大学も存在しています。されにレベルアップした英検準一級では更なる加点や優遇があります。私も一緒に頑張りますので、少しずつ努力を積み重ねていきましょう!
英検準2級との違い
準2級では「日常会話中心」なのに対し、2級では**社会的な話題(教育・環境・テクノロジーなど)**が増えます。
たとえばリーディングでは、教育制度の課題やエコ活動など少し抽象的なトピックが出題されるのが特徴です。
文法の難易度も上がるため、「基礎+応用力」の両方が求められる試験です。
英語の3技能(リスニング、スピーキング、ライティング)をバランスよく伸ばしていこう!
英検2級合格までのスケジュールとモチベ維持法
まずは語彙と文法の基礎を固める(1〜2か月目)
英検2級レベルになると、単語量が一気に増えます。
私は最初の2か月間で**英検2級用の単語帳(例:パス単など)**を毎日30〜50語ずつ覚えることを目標にしました。
文法も高校英語の総復習として「ネクステージ」や「アップグレード」を使い、苦手分野を重点的に確認することが大切です。文法の学習に関しては、学校で配られたものがあればそれを活用すれば十分だと思います。
私も学校の参考書と無料アプリをメインに活用していました!
📘 ポイント
- 単語はアプリを併用(例:mikanやターゲットの友)
- 文法は“問題を解きながら覚える”スタイルが効率的
STEP 2:長文とリスニングを集中強化(3〜4か月目)
基礎が固まってきたら、次は実戦的な力を伸ばす段階です。
私は過去問を週1回のペースで解き、時間配分と問題形式に慣れることを意識しました。
リスニングは通学中にアプリやyoutubeで英語の音声を聞き流し、スクリプトを確認して理解を深めました。
🎧 コツ
- 長文は「段落ごとに要約」を習慣にする
- リスニングは「1回目で聞き取れなかった部分」をノートに残す
STEP 3:面接対策で「話す力」を仕上げる(試験直前)
筆記試験が終わると面接(スピーキング)があります。
私は過去問集を使って模擬面接を繰り返し、自分の意見を英語で言う練習をしました。
特に「理由を2つ言う」形式に慣れることが重要です。
(例:I think it is important to recycle because it reduces waste and saves resources.)
💬 おすすめ練習法
- 家族や友達に面接官役をしてもらう
- 録音して自分の発音・構文を客観的にチェック
スピーキングのテストは筆記試験の合格発表後に行われます。それまで少し期間があるため、筆記試験が終わった後から対策を始めるというのもよい戦略だと思います。(実際に私もそうしていました)
自分が受ける試験日程を確認してみよう!
モチベーションを保つ工夫
英検の勉強は長期戦です。
途中で飽きてしまった時期が来てしまうかもしれません。しかし、**「合格後の自分を想像する」**ことで続けられました。
また、SNSやノートアプリで勉強記録をつけることで「ここまでやった」という達成感も得られます。自分で自分を鼓舞していきましょう!
🪄 モチベ維持のヒント
- 合格したらご褒美を決めておく(好きな本やご飯など)
- 同じ目標を持つ人を見て刺激を受ける
- 勉強を“毎日5分だけ”でも続ける習慣を作る
実際に使ってよかった教材・アプリ紹介
英検2級の勉強では、主に 「出る順パス単」 と 過去問題集 を中心に学習を進めていました。
まず、単語帳は『出る順パス単(2級)』を使いました。
この単語帳は、英検によく出る順に単語が並んでいるため、効率よく覚えられる点が魅力です。毎日少しずつ覚えることを習慣にし、何度も繰り返すことで自然と語彙が定着していきました。
また、過去問題集も最大限に活用しました。
実際の試験形式に慣れることが、合格への最短の道だと感じたからです。特にリスニングとリーディングは、問題の傾向や時間配分を体で覚えることが大切でした。本番を意識しながら何度も解くうちに、スピード感や解答のコツが身についていったように思います。
これで受験本番も安心だね!
試験当日の体験談と振り返り
英検2級の試験当日は、自分の希望した地域の学校で受験しました。多くの人にとってそうだと思いますが、初めて訪れる場所での試験は少し緊張します。
教室の雰囲気や周りの受験者の姿を見て、「本当に受かるかな…」という不安もありました。ですが、これまで積み重ねてきた勉強を思い出し、「ここまでやってきたから大丈夫」と自分を落ち着かせるように心がけました。
試験が始まると、時間との勝負でした。リーディングでは問題量が多いため、すべての問題にじっくり時間をかけることはできません。
そのため、あらかじめ過去問で身につけた「時間配分の感覚」がとても役立ちました。特に、最初の文法問題や長文読解で迷いすぎないことを意識しました。
リスニングでは、会場によって音の反響が違うので、聞き取りづらさを感じることもあります。ですが、普段から本番形式の音源で練習していたおかげで、落ち着いて聞き取ることができました。
全体を通して感じたのは、「慣れ」が最大の味方だということです。初めての場所でも、普段と同じように問題を解く感覚を保つことが重要です。そのために、日々の学習で積み重ねていきましょう!
Let’s enjoy studying English!
おわりに
英検2級に合格するためには継続力と慣れが最も重要です。合格をきっかけに、みなさんの将来が良い方向に進んでいくことを心から願っています。私も一緒に継続して頑張っていきますので、今日から行動を始めてみませんか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
大学生イワンのシンプル生活 